セルフストーリー

広く浅く自らのことを徒然のままに


スポンサーサイト

店名のない食レポ 中華料理屋編

近所というには少し距離がある場所に個人経営の中華料理店があります。テーブル席のみで6卓という小さなお店ですが、常連のお客で結構繁盛しており、お昼時にはテーブルの空き待ちということもありましたが、コロナにより満席にならない日が増えたようです。お持ち帰りを始めたりして客数減に対応しているようですが、飲食業の苦境は傍目からみても察するばかりです。

そんな中華料理屋に週に一度通っています。お持ち帰りの日もあればそのまま店内で飲食の日もあり私のお気に入りのお店に昇格しました。店員さんは中国の方が2人でホールを回しており厨房は見えませんが1人のようです。それでも大体10分以内に料理が出てくるので手際が良い方がやっていると推察できます。今回は店名を表さないレビュー記事を上げても需要はないかもしれませんが、食事の記録として書くことにしました。

本日のメニューは「干焼鶏塊」です。私には読めませんのでネットで調べてみると「カンシャオディクァイ」だそうです。調べた先の料理は私が食べたのとは違いますが、「鶏肉のぶつ切り炒め」とのことらしいのです。この中華料理屋のメニューには「干焼鶏塊」の下に「鶏肉のチリソース炒め」と書いてありました。鶏肉の塊料理を総じて表現するメニュー名かもしれませんね。

そんな事を考えていると料理が提供されました。メイン料理、ザーサイ、スープ、ご飯、杏仁豆腐がついて880円となります。定食料理は780円から880円まで7種類あります。ご飯は最初から大盛りに近い量なので少食の方には少し重たいかと思います。

f:id:hikarureon:20210808114937j:plain

チリソースの香りが食欲をそそります。こちらの料理はどれも量が多く大盛りご飯とのバランスがとても良いのが嬉しいところです。鶏肉、玉ねぎ、人参、ピーマンは油通ししています。

油通しとは野菜や肉などをさっと油にくぐらせて、そのおいしさを引き出す油通し。「揚げる」とよく似ていますが、その目的や方法が異なります。
油通しは、野菜の色を鮮やかにして食感をよくしたり、手早く食材に火を通すことができたり、肉類の表面を固めて素材がもつうま味を閉じ込めたり、煮物などの料理にコクを出したりするために行ないます。一方、唐揚げやトンカツなどの揚げ物は、揚げることが調理の最終工程になります。つまり油通しは下ごしらえと捉えるといいでしょう。
また油通しをする際にポイントとなるは揚げ油の温度です。固めの野菜は180〜200℃の高温で衣なし、火を入れると固くなりやすい肉類は120〜140℃の低温で衣をつけて行うのが基本です。

https://www.ko-cho.com/blog/contents/1611-01/


f:id:hikarureon:20210808114952j:plain


鶏肉も一度揚げたものを合わせているようです。柔らかくジューシーな鶏肉とチリソースの組み合わせは白ご飯との相性がとてもよく、どんどんご飯が進みます。ピリ辛なチリソースはトマトと豆板醤で複雑な味わいをしています。野菜と合わさるとまろやな口当たりになるのですね。

f:id:hikarureon:20210808114922j:plain

13時30分位に入店したときは空きテーブルが2席ありましたが帰りしなは入れ替わりで満席になっていました。土曜日だからか家族連れもちらほら見かけます。お客が帰るとアルコールで席を拭き上げておりコロナ対策もしっかりとされています。夜は入った事はありませんがアルコール類も充実しています。地元の愛される中華料理屋として頑張って欲しいものです。


スポンサーサイト