いやはや、自分で言うのも何なんですが、完全にやってしまいました。
9月に無事65歳を迎えましてね。退職して、病気の療養もひと段落して、「さあこれからはブログとnoteでのんびり第二の人生だ!」と意気込んでいたわけです。
で、気がついたら私のデスクには何があると思います?
膝の上に置くとずっしり重い「MacBook Pro 16インチ」。 そして、机の隅っこに銀色の漬物石みたいにどっしり鎮座している「Mac Studio(M5 Max)」。
……はい、両方あります。
「おいおいお父さん、文字打つだけなのに何考えてんの?」「どっちか1個で十分でしょ!」という家族や読者の皆さんの呆れ顔が、画面越しにビンビン伝わってきます。いや、ぐうの音も出ません。自分でも注文ボタンを押したあと、「俺は何をやっているんだ……」と頭を抱えましたから(笑)。
でもね、実際にこの2台体制で毎日あれこれいじっていると、これがもう笑っちゃうくらい快適なんですよ。今回は、この贅沢すぎる2台を65歳の私がどうやって使い分けているのか、言い訳半分、本音半分で書いてみようと思います。
机の守り神、Mac Studioの出番:「よし、やるぞ」の書斎時間
まずは机にデンと居座っているMac Studioから。
こいつの何が凄いって、まあ動いている気配がしないんです。本体は冷たいままだし、ファンの音なんて耳を近づけても聞こえやしない。
私、数年前に片耳の聞こえが悪くなってからというもの、余計な生活音や雑音が本当に耳障りに感じるようになりましてね。部屋がシンと静まり返っている状態が何より落ち着くんです。その点、Mac Studioはどれだけブラウザのタブを何十個開こうが、裏で重いバックアップを走らせようが、完全に「無音」。これだけで拝みたくなります。
こいつの前に座るときは、完全に「本気モード」です。
大きな外部ディスプレイに画面をドンと広げて、老眼鏡をかけ直し、背筋を伸ばしてnoteの長文をじっくり推敲する。10Gの光回線から有線ケーブルで直結してますから、写真の読み込みだろうが何だろうが、クリックした瞬間に終わります。待ち時間ゼロ。
「書斎の椅子に座ったら、Mac Studioと一緒に腰を据えて作業に没頭する」。この定位置がある安心感は、やっぱり据え置き機ならではですね。
自由気ままな相棒、MacBook Pro 16インチ:「よっこいしょ」のリビング時間
じゃあ、もう1台の16インチMacBook Proは何をしてるのかというと、これがまた手放せないんです。
正直言って、16インチは重いです。2キロちょっとありますから、カバンに入れて外へ持ち歩く気には毛頭なりません。昔の営業時代ならともかく、今の私にそんな筋力はありません(笑)。
でも、「家の中を持ち歩く」なら話は別です。
ずっと同じ椅子に座って画面とにらめっこしてると、65歳の腰と首はあっという間に悲鳴を上げます。「あー、疲れた。ちょっと場所変えよう」となったとき、こいつを小脇に抱えてリビングのソファへ移動するわけです。
深煎りのコーヒーを淹れて、マグカップをテーブルに置き、ソファに深くもたれかかって膝の上にMacBookをポンと乗せる。
16インチの画面はとにかくデカくて見やすいから、老眼の目でも背中を丸めずにゆったり文字が読めます。キーボードのペチペチした打ち心地も指に優しくて、「今日の晩飯は何にしようかな」とか「散歩で見かけた花の名前」みたいな、肩の力を抜いたブログ記事の下書きをするには最高の相棒なんです。
あと、何気にスピーカーの音がめちゃくちゃ良い。YouTubeで昔のジャズや昭和の懐かしい曲を小さめの音で流しながら作業するんですが、片耳だけでも音が豊かに広がって、なんとも贅沢な気分に浸れます。
データは勝手に繋がってる。これが本当にありがたい
昔のパソコンをご存知の同世代の方なら分かっていただけると思うんですが、昔は「デスクトップで作ったデータをフロッピーやUSBメモリに入れて、ノートパソコンに移す」なんて面倒なことをやってましたよね。
今はAppleのクラウド(iCloud)のおかげで、そんな手間は一切ありません。
書斎のMac Studioでカタカタ書いていた文章の続きが、リビングでMacBook Proを開いた瞬間に、そのまま画面に出てくる。「あ、さっきの続きここから書けばいいのね」と、考える間もなく作業に戻れるんです。
機械に疎くなってくる年齢だからこそ、この「何もしなくても全部勝手に揃っている」というシームレスさは本当に助かります。
自分を機嫌よく保つための、ちょっとした道楽
現役時代は単身赴任で毎日あくせく働き、身体を壊して休職して、そのまま退職……。振り返れば、自分のことや身の回りの道具をゆっくり愛でる余裕なんて、これっぽっちもありませんでした。
それが今や、朝起きて、静かな部屋でお気に入りのMacを撫で回し、爆速のネットでブログを書いている。
「60代半ばにもなって、そんな高いオモチャを2台も揃えてバカだなぁ」と自分でも思います。でも、誰に迷惑をかけるわけでもなく、自分の機嫌を自分で取って、毎日ワクワクしながら机に向かえるなら、こんなに幸せな道楽もありません。
どっしり構えてくれるMac Studioと、どこでもついてきてくれるMacBook Pro。
この頼もしすぎる2台にケツを叩かれながら、今日もキーボードを叩いて、のんびりと記事を更新していこうと思います。皆さんも、どうか呆れずにお付き合いくださいね。





