セルフストーリー

広く浅く自らのことを徒然のままに


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たかぎなおこ 良いかげんご飯を読んで

最近、心のブレを戻すのは、いつも夕飯の時です。

 

コンビニ食も取り入れて時短の場合もあり

 

そしてちょっと、ひと手間をかけて自炊を取り入れてしばし心を洗う

 

単身生活に慣れているはずですが、やはり夕暮れの陽の落ちるときは、孤独を強く感じながら揺れる心を紛らわす目的でキッチンに立ちます。外食もここ最近は行っていません。自粛もありますが、お気楽自宅が大好きです。

 

今日は、「作者 たかぎなおこさん」の

 

『良いかげんご飯』を読んだのでその紹介。

 

私も自炊と称して手抜き料理をしていますが、

 

『良いかげんご飯』

 

プロローグ

その日の食べたいものを急に思いつき、スーパーに駆け込む姿から始まります。作者にとっては食事に対して、いい加減なのが良い加減ということらしいのです。

 

1人暮らしの気ままな食生活をお品書きとして季節で展開。

 

春・夏・秋・冬にてその時々を簡単なレシピ的?といってもいいような感じでイラストとエッセイ風の漫画で構成してあり、1時間超で一気に読み込んでしまいました。

 

作者が上京した時のひとりごはんの寂しさが、だんだんと薄れつつありながらも季節の時々にユーモアと心温まる一コマ一コマの表現が、美味しさを後ろから支えていると感じます。

 

 

お花見に絡んだ食材、春野菜に絡んだレシピ、私も懐かしい、つくしが登場。

ご飯写真には、新宿御苑千鳥ヶ淵などがお酒とともに外で食べる楽しさを満喫しています。

 

夏 

 

夏バテの食材、その食材の活用法、そしてトマトだけで6ページも描かれている。

夏の定番ソーメンは、ぴったりくる表現でイラストが進む。気がつくと冷たいものだらけの食卓に思わず笑いが誘われる。

ご飯写真には蝉の鳴き声が・・・

使われなくなる、家電の上位に入るティファールのミキサーの話など思わず『うんうん』と頷きながら見直してしまうほど、でも料理ではなくスムージーで大活躍。

冷奴には自宅でミョウガを作る凝りっぷりに真似てみたい!!と思わずにはいられません。

 

「いいかげん」とは「どんな加減でしょうか?」

私も結構目分量ですが、考えされられる数ページです。

 

 

スポーツの秋ときました。

茹でた、鶏を使ったレシピ、そのゆで鶏の色々な料理でのバリーエションが、ご飯写真でおいしく紹介。

 

風邪をひいた時、私と同じ性格か?と思えるほど笑いがこみ上げます。

 

まあビタミンCにこだわってる食事ですね。

 

色々なお店のモーニングセットの紹介や、朝カレーなど内容充実。

 

 

定番お鍋です。

家族で食べる鍋、1人で食べる鍋。それぞれの様を面白おかしく、見ていて物悲しくも面白い。

冷蔵庫のお掃除ご飯は、余った食材を巧みに使って色々な料理を作っています。

ごはん写真を見るとその調味料の多さにびっくり。よく揃えたなあという感じ。

 

ここはやはり長年1人暮らしの知恵か。

 

そしてカニカニだけでこんなにもページをさけるなんて素晴らしい。私も大のカニ好きですが、セイコカニを見ると思わずよだれが出ます。

 

最後はシチュー。みなんさんはシチューをご飯にかけますか?(笑)

 

そして1人暮らしなのに白菜丸ごと1個買っちゃう、作者。

でもそれを消化するレシピ。

 

簡単に原作バレしないように表現していますが、なんとなく、ひとりで食べる食事を楽しみながらも生活する姿に思わず、読んでいる料理や素材をすべて食べたくなってくるから不思議です。

 

ぜひ単身赴任の方もひとり暮らしの方も読んでみてほしいなあと思います。

 

抵抗なくスラスラ軽快に読み込めますよ〜

 

あ〜楽しい。

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